お酒と本と休日と
今週末は3連休だが、2度の飲みがあった。
金曜日の夜と、日曜日の夜。
どちらも楽しかったが、次の日が眠くてしょうがない。
読まなければならない資料等を家に持ち帰っているが、
お酒を飲んだ翌日はどうも昼頃まで寝てしまうためか、
仕事をせずにだらりだらりと一日が過ぎていく。
いかんな。こりゃ。
読書の秋だから、純粋に楽しむための本もたくさん買った。
その本たちも、僕がだらりだらりと過ごすことを力強く
応援してくれる。
昨晩は、羽生善治さんの「決断力」という本を読んだ。
実際に、将棋をどのように考えながら指しているのか
という話が書いてあり、興味深かった。
トッププロといえども、何手先までも読み切っているのではなく、
自分の感覚を頼りに判断している部分も多いようだ。
自分の想像では、羽生さんなら、10手くらい指すと、
最後の詰みまでの過程が見えるのではないかという気がしていたのだが。
羽生さんの考える「決断力」というのを最も表しているのは、
以下の一文だと思う。印象に残った。
「リスクを避けていては、その対戦に勝ったとしてもいい将棋を残すことはできない。
次のステップにもならない。それこそ、私にとっては大いなるリスクである。
いい結果は生まれない。私は、積極的にリスクを負うことは未来のリスクを
最小限にすると、いつも自分に言い聞かせている」