注目のヒト

僕は大泉洋がブレイクするきっかけとなった番組
水曜どうでしょう」を作った二人のディレクターが好きだ。


好きという言葉は意味が広すぎるのでもう少し書くと、
注目しているし、少し尊敬しているし、少しあこがれているし、
彼らと感性が合うと思うし、少しライバル視している、というところか。


一人はがさつだが、ぐいぐい前に引っ張っていくようなタイプ。
そしてもう一人は、常に全体を客観的に覚めた視点から眺めているようなタイプ。
前者が藤村ディレクター、後者が嬉野ディレクター。


最近は北海道のローカルテレビ局ながら、「歓喜の歌」という
ドラマを作ってそれが全国に放送された。とても良いドラマだった。
最後に大滝秀治さんの笑顔で終わるのだが、なぜかそれがとても印象に残った。


尊敬している部分は、北海道といローカルテレビ局にありながら、
そこから情報を発信するに値するコンテンツをちゃんと作り出しているところです。


日本では情報の発信地は東京と相場が決まっている。
新聞にせよ、出版社にせよ、放送局にせよ、コンテンツを
作って全国に流しているのは東京である。


しかし、彼らはその一般的な流れに充分逆らい得ているように見える。
彼らのアクティビティの高さには一目置かざるを得ない。


東京でなければクリエティブなことはできないと
無意識に考えているヒトは多いように思うが、彼らは良い反例だ。
そして、その点では僕のロールモデルの一つでもある。
これが、彼らを尊敬し、ライバル視する理由だ。


東京ではなくとも、発信するに値するモノを作れるし、
作る、という考を僕は持っている。


そのディレクターの藤村が「水曜どうでしょう」のブログで
福岡の劇団「ギンギラ太陽’s」を賞賛していた。
これは見に行かねばならんな。


今日、そのブログを左下のリンクに追加しました。
彼らはたまにいい文章を書いています。
文章は嬉野ディレクターの方が好きです。
たまにご覧下さい。