密かな期待

今年の秋からドイツに研究をしに行く友人がいる。
昨日は送別会を兼ねて、その友人と、
お盆で帰省していた大学時代の2人の友人の4人でお酒を飲んだ。


研究者として生き残るには、30代半までに業績を上げなければ
ならないという厳しい現実がある、という話が印象に残った。
だからあと2年程度で新しい仕事で成果を挙げたいという話であった。
友人のそのような話を聴くと、僕ももっと仕事を
頑張らなければならないと思う。


彼の研究に対する真摯な姿勢を知っているから、
彼がドイツでも業績を上げることについては大丈夫だと思うが、
逆に、頑張りすぎて体調を崩してしまうことのないように、
体と心の健康には気をつけて欲しいと思う。


彼が撮ったドイツの写真を見せて貰った。
彼が行く場所は、緑が豊かで、中世の面影を残した
落ち着いた雰囲気のある街であった。
しかし、ドイツは緯度が高いため、冬はきっと寒く、
薄暗い日々が続くのではないかと心配している。 


研究に疲れた時にはイタリアにでも行って、
地中海の明るい太陽を眺めるのも一興ではないかと想像する。
一日中、車を走らせればイタリアに行けるらしい。
実にうらやましい環境だ。


研究だけではなく、ヨーロッパそのものを楽しんで欲しい。
僕も機会があれば、遊びに行きたいと考えている。
その時、僕が楽しませてもらうためにも、現地のヒトしか知らない○○
というのを増やしておいて貰えればと密かに期待している。