カヌーの進水式

土曜日は先輩の艇とともに糸島半島の方へカヌーで釣りに行った。
岸の方の森からは、時折、ウグイスの鳴く声も聞こえてくるのどかなところであった。
2艇(合計4人)で朝9時くらいから、午後2時くらいまでキスを釣った。


僕の艇は、目刺程度の超小型のキス3匹と、そこそこの型のキス2匹。
先輩の艇の釣果は正確に数えていないが、そこそこの型のキスを
30匹程度は釣っていたように思う。


同じ時間、同じ場所で、同じエサを使って、釣りをしたのに、
悔しい結果であった。後できくと、どうやら、餌の
つけ方に問題があったらしい。


僕は餌が針からとれないように、はりに縫い付けるように
餌をつけていたのだが、キスは吸い込むように餌を食べるため、
餌がまっすぐなるようにつけた方がよいらしい。
僕の艇の餌付け係は僕が担当しため、責任を感じてしまった。


しかし、餌付けや、針の付け替え等、カヌーで下を向き、
細かい作業を延々繰り返していると、波に酔ってしまった。
遠くを見ながら漕いでいる時は大丈夫だが、釣りは酔う。
今度から酔い止めの薬を飲んでおこうと思う。
船酔いしない方が絶対に楽しめるのだから。


それにしても、カヌーの後片付けはなかなか大変であった。
とても狭いユニットバスで4メートル以上のごわごわシートを洗うのは
とても骨のおれる作業であった。
ユニットバスの空間すべてがカヌーのシートで
覆い尽くされんばかりの勢いであった。


そして干す場所の確保も難しい。
とりあえず、風呂場の横に広げて干してみた。
今年の夏は、こいつに活躍して貰う予定。